稽古場日誌


稽古日誌ですが、小山建築の主観で構成されています(^^;)


 

11月24日 ビデオ上映で大騒ぎ! の巻

掲示板にも書いていたが、11月21日〜22日で、ヒマステ劇団員で賢島へ温泉旅行へ行って来た。詳細は、近日アップするとして、恐らくそこでは書かないだろうお話の一部をここに書いておこうと思う。
今回の温泉旅行の企画のひとつに、
「第2回公演Tuルルルル・・・ ビデオ上映会」
があった。土曜昼、夜公演の2公演がビデオ撮影されており、今回の旅行中に、みんなで観よう!と言う企画なのだ。
事前にホテルに
「テレビにビデオ端子があるか」の確認を行うが、「ビデオ端子はありません」の答えを貰ってしまう。仕方なく、飯島所有のテレビデオを車に積み込み、ホテルへ到着。テレビにはしっかりビデオ端子が付いていた。
怒りまくる飯島。逆切れする御所。劇団員は大騒ぎになってしまった。
で、肝心のビデオ鑑賞会。
照れまくるチヒロ、自画絶賛する御所、照れているのか喜んでいるのか良く解らない飯島、細かい所にチェックを入れる建築。終始にこやかに画面を見つめる井上、みな思い思いに、真剣に自分の演技、芝居の出来にチェックを入れていた。

ビデオと言うのは、その時の会場の雰囲気とか、役者の勢いとか、そういうモノは記録してくれない。と言う訳で、一番ウケたが、荒い出来だった土曜夜公演の上映は、期待と不安の入り交じったものになった。

土曜夜公演は、噛みまくりのトチリまくりだと思っていたが、実際ビデオで観て見ると、思ったほどトチっていないし、殆ど噛んでいない。本番当日の集中力があってこそ僅かな噛みやトチリが気になったのだろう。役者達の勢いに任せて連発したアドリブも、流れにも勢いにも 乗っていて、見苦しい部分は見当たらない。そういう意味では十分合格点の出せる舞台だった。よかったよかった。

が、ビデオでみる舞台はやはり迫力に欠けた。しっかり作り込んでいる舞台も、至る所で荒さが目立った。機敏に動いていたつもりの部分も流れていたり、場面や流れが切り替わるシーンでも、役者の気持ちが切り替わっていなかったり。そういう意味では、勢いだけに任せた舞台であった。

数名のお客さんからは「旗揚げ公演の方が良かったかも。」と言う意見を貰っていたが、成る程、作りの細かさ、完成度では遥かに劣っている舞台だな・・・・と、つくづく感じてしまった。
せっかくあれだけ盛り上り、評判の良かったこの舞台が、実はこんなに荒かったのか、と思うと少し悔しいモノを感じてしまった。その夜はいつかどこかで再演したいと団員みなで語り明かすことになったのでした。(終わり)

 


11月20日 祝・初めてのギャラ!? の巻

稽古の日。本日の参加者は 飯島、井上、御所、榎谷、チヒロ、はせ、小山の7名。そして先週 来てくれた見学者K.Tさん。先週に引き続き来てくれたと言う事は、意外に気に入ってくれたのか、それとも飲み会が面白かったのか(爆)

本日の稽古は「まこちゃん式」ターンの練習で身体を暖めた後、ハンカチ落とし、花いちもんめ。
・・・・なにやってんでしょうね(^^;
しかし、花いちもんめ、勝負は「にらめっこ」。如何に面白い顔をして相手を笑わすかを競った訳だが、見所は御所。
女優を捨てたアホ顔をして皆を大いに笑わせてくれた。

そして、20:00を廻った辺りから前回公演の会計報告。やはり、と言う内容だが、やはり前回公演は
赤字。まあ、¥1000で公演を打っているのだから仕方ないだろう。
しかし、ノルマ以上にチケットを売った団員にはきっちりキャッシュバックがあった。

「おお、これって劇団初のギャラでないかい?」皆、大はしゃぎ!
最高額 井上の¥2400(爆)
いいのだ、こういうのは金額の多い少ないでは無いのだから。
芝居をして、僅かでもお金が貰える事に幸せを感じたひととき。

その後、団長より、次回公演の台本が出来あがるまでの練習メニューの発表。数チームに別れて、既成の短い台本で劇団内公演を行なう事になった。
さぁ、これでまた稽古が楽しくなってきたぞと。

稽古が終わると、
恒例の飲み会。久々にテアトロ・プシュケの金さん参加。
まるで
ヒマステ劇団員のように大いにはしゃぎまくる。
今回の飲み会は、時間が経つに連れ異常に盛り上がって行った。明後日からの温泉旅行が今から楽しみである。(終わり)

11月16日 ヒマステの休日 の巻

本日は別段「稽古の日」と、言う訳では無かったのだが、井上キホーがアメリカから帰国して最初の休日である。と、言う事で、みんなで集まって大阪城公園でピクニック気分を満喫しよう!ってな企画が立っていた。
が、御所ジャブジャブサーキット観劇、チヒロ学校、森本体調不良キャンセル、谷口仕事で夕方まで拘束、はせ行方不明(爆)、団長飯島さんには、脚本書きがあるだろうと最後まではっきりとはお誘い掛けず(^^;申し訳ない)
で、 肝心の井上キホーさんもアメリカで風邪を貰ったらしく、自宅安静。当日現地に集合したのは私と榎谷の2人だけと、久々に寂しい集合になってしまった。

しかし、
アメリカの風邪ってどんなのなんでしょうかね。興味が湧きますね〜ちょっと伝染して欲しい気がしますが、多分日本の風邪とそんなに変わらないんでしょうね。
だったらいらないや。(爆)

で、榎谷と小山二人で大阪城公園に行き、バトミントンしたり、キャッチボールしたりと、久々に良い汗を流すことが出来た。10月の公演が終わってから運動らしい運動をしていなかったので、軽い運動でもかなりキツい。

良い汗を掻いた後は不思議と発声をしたくなるもので、プラネットに移って発声。やはり身体を動かした後は声が出し易い。気持ちの良い発声が出来た。

発声が終わる頃、御所からTelが入る。ジャブジャブの芝居に痛く感動したらしく、誰かと話がしたいらしい。と言う訳で、
結局本日も飲み会に突入!

なんだか我々の劇団は
いつも飲んでばかりの様な気がするが、実際そうなのだから仕方がないだろう(爆)
第2回公演以降、
稽古は週1回、飲み会は週2回ペース。
いいのか?
いいのだ。(強調)

さらに、帰宅後、とても嬉しい事実が発覚!先日リンクを貼らせて頂いた
「ランニングシアターダッシュ」のHPから、こちらにもリンクを貼って頂いたのだ。
いやはや、こんな嬉しい事はありません。DS系のリンクで言うと、SweetPage?、GHPに匹敵するメジャー所な訳です。
これからは芝居好きな方々も多くこのページにやって来る訳で、HP作りも更に気合が入るってものです。
とりあえず当HP強化作戦第1弾、
「狙え!ゲットマソ」
の更新作業から入りましょうか(爆)
(終わり)

 


11月15日 ジャブジャブはシャブシャブじゃない の巻

と、言う訳で、本日は急遽「劇団ジャブジャブサーキット」の公演「非常怪談」を観に行って来ました。「急遽」と言うのはたまたま当日精算券が手に入ったから。
と、言っても金曜日にはせともこ、同じ回でチヒロ、日曜は御所が観劇予定にしていたりする。みんな面白い芝居には鼻が利くのかな。
ま、当日精算券の出所は同じなんだけどね。今回は珍しく観劇者の予定が揃わなかった訳で・・・・

で、お芝居の内容でしたが、裏切られたというか、予想を上回ったと言うか・・・(^^;)
大変感動出来るお芝居を見させて頂きました。

ある一家の主人が亡くなったその日の、通夜から出棺までの、とにかく淡々と進む日常を描いたストーリーと、その中で生まれる家族、親戚達の感情の機微、あます所無く堪能させて頂きました。
物語の序盤はややテンポが悪く、「うわ〜、外してもうた〜」と諦めモードに入っていたのですが、後半戦はそんな気持ちも何処へやら。ドップリとその世界にハマり込んでいました。
気が付くと、廻りからは他の観客の鼻をすする音がチラホラと・・・きょうび大のオトナが鼻をすするお話なんてそう滅多に見れるものじゃ無いですね。

とにかく「さよりさん」役の一色忍さんがとても良かったです。ハイ。女優陣は誰も素晴らしく、甲乙付け難しと感じたのですが、一色さんが後半、故人の妹、妻と対話をするシーンは淡々と進みながらも見所一杯!何を期待すると言う訳でもなく、ただその世界観にどっぷりと浸れるとても幸せなひとときとなりました。

今年、これまで見た芝居、このHPでアップした芝居は、どれも面白く、お腹一杯になるお芝居。「しゃぶしゃぶ」にたとえましょうか、ならば今日見たお芝居は、「じゃぶじゃぶ」と心を洗ってくれるような清々しいお芝居。そうか、「ジャブジャブサーキット」は、そう言う意図でネーミングされたのかな・・・って、今更のように考えちゃった訳です。

終わった後はもちろん飲み会!ってチヒロと私の二人だけだけど(^^;)
ま、人数少なくても面白い芝居観た後は不思議に会話も弾むってもので。
芝居に対して想いを馳せる時間を過ごした訳でした。

え?今日、関西オフあったの?ここ数日PATIO廻って無かったから全く気が付かなかった・・・・( ; _ ; ) 複雑な心境・・・・(終わり)

 


11月14日 エチュードでちゅ! の巻

さてさて、木曜日は稽古の日。
本日参加は榎谷、小山、チヒロ、はせ、御所、飯島、谷口の計7名。
井上がアメリカに演劇留学に行ってしまったので、参加不可となってしまっている(半分本当(爆)

本日は先週の続きで「エレベーター」をモチーフにしたエチュード(即興芝居)。
はっきり言って私はエチュードが嫌いだ。と言うか下手だ(爆)
自分のイケてない部分がはっきりと出て来るからである(^^;)恐らく劇団1エチュードが下手なのは私だろう。今日の稽古でもそれを痛感してしまった・・・・

今日のエチュード、注目はチヒロ。内容はキケンなベタ系だったが、見ている者を引き付ける演技をする。即興でこれだけ引き付ける演技をするのだから、見ている方は悔しいやら楽しいやら。 舞台への想いを掻き立ててくれる良い演技をしてくれました。

あと、このHPの内容をprint out して、団員に確認。近日中に迷言集がスタート決定!
さらに、本日も見学者が1名。カワイイ19歳の女の子。おまけに飲み会まで参加してくれて、もう挟んでもらったり押し付けて貰ったりと・・・そりゃもう大騒ぎっ・・て、違うか(爆)

で、飲み会。団長・飯島が鼻クソを押し付けるような手つきで女優陣を触わりまくり!喜びまくる女優陣!(爆) 団員同士のコミニュケーションは本日も正常である。
本日の飲み会から参加は森本。久々の参加です。彼も11月からホームページ作成に取り掛かったと言う事で、HP談義にも華が咲いてしましました。 (終わり)

11月11日 美女と野球 の巻

ここ2日ほど見事に更新をサボり、今更だが、11月7日観劇の 牧野エミin美女と野球の感想など(^^;)

最初は何人になることかと思ったが、ヒマステ関係の観劇者は 榎谷、御所、チヒロ、はせ、そして井上キホー妹ののりちゃんとそのお連れ様、私 建築とエイジさんの合計8名のなかなかの大人数になった。やはり、面白い舞台には皆鼻が利くようだ。

内容はタイトル通り野球ネタで徹底的に笑わせてくれるもの。役者陣は芸達者揃いで存分に笑わせてもらい、チヒロいわく
「今年観た舞台で一番」の面白さ。
ヒマステ女優陣も十分堪能したようだが、これは野球大好きな男性向きのお芝居だっただろう。プロ野球選手がよくやる
「ちょっとした仕草」がよく観察されていて、それが見事に笑いとして消化されていた。
お気に入りは男優陣が皆ユニホーム姿でお馬鹿な野球ネタを披露したり、審判の格好をして「世間の常識にアウトォ!」とか叫んだりするシーン。
やはり男優陣が大勢でパワーに任せて笑いを取るシーンは気持ち良く、格好良い。
12月に観劇予定の転球劇場の福田転球、高木凛等も出演しており、思いっきり笑わせてくれ、次の公演を非常に楽しみにさせてくれました。あ、もちろん主演の牧野エミ、ステキでしたよ。今更何を書く必要あるかって位良い演技してました。

が、ちょっと不満の残ったのも事実。まったく、お客とは贅沢なものです(^^;
何が物足りなかったのだろう?って考えて見ると、プロデュース公演の弱点なんですかね、キャストの大半が各劇団の看板なだけに、皆上手すぎるって言うか、余裕あり過ぎって言うか、全員が一つになって客席にエネルギーを放出してくるような感じがなかったんですね。本当に面白い舞台ってのは、何かピリピリしたような、劇場全体を包むような独特の雰囲気を醸し出しているんでよね(^^)

この舞台にそれがあったら、間違いなく私の心に末永く残る良い舞台だったのでは・・・と。

公演が終わった後はまたしても飲み会(爆)
今回はエイジさんもお誘いし、なんだか気がついたら私とエイジさんはダビスタの話ばっかり。それでも非常に為になるお話を沢山することが出来ました。また飲みましょうね(^^)/
>エイジさん

そして、飲み会後は今回は御所宅で飲み直し。エイジさんには独りで帰ってもらい、ちょっと申し訳なし(爆)
御所の部屋は非常にレポートし甲斐のある部屋で、デジカメ持参しなかった事が非常に悔やまれた。
そして、眠っているはせにチヒロが炎の落書き(爆)!顔全体に
スーパーヒーローゴンも真っ青のメイクが施された。額には「芸魂」の2文字、またしてもデジカメが無い事を痛烈に後悔。極めつけはトランプに負けた御所路がベランダで乳ボカーンを披露。全く、何故私はデジカメ忘れちゃったのでしょうか。
今度から飲み会にはデジカメ持って行く事に致しましょう(^^;)
(終わり)

 


11月2日 お芝居とは・・・ の巻

10月31日〜11月1日奈良女子大の大学祭があり、はせともこが所属する学内劇団「はにわーず」の学園祭公演「人生質屋」がありました(^^)/
10月31日夜の部を榎谷、寒川と共に観劇。
学内劇団の学園祭公演としては、まあまあだったのではないですかね(^^;)
私も学生時代に学祭公演っていうと、これくらいでしたし(^^;)
短い準備期間、メインで働いていた人数が3人と言う事を考えれば、アンサンブルもほどほどに取れていて、良く頑張って作っていた方でしょう(^^)
ただ残念だったのは「頑張っているなぁ」というカンジを表に出していなかった点かな(^^;)
あ、偉そうな事を書くつもりはないんだけど、やはり我々も含めアマチュア劇団はお客さんを楽しませるにはテクニックと場数は明らかに不足していますよね。そうなったらあとは頑張ってる所とか一生懸命やってる所を見せなっくっちゃ。とか思う訳です。(これは今回の作品の演出だったのかな?)
一生懸命やっていれば好意的に見てくれる方は一生懸命見てくれる訳です。
音響、演出、役者はもっと盛り上げる部分を作って自己主張すれば、もっといいものが出来ていたのじゃないですかね(^^)
照明は少ないタマと一般教室と言うハンデを考えたら、結構良い効果を出していたのではと想います。今度の舞台は彼女たちの力一杯頑張っている所を見たいものです。また見ても良いかなっ?って思える部分はあった訳だし。

私が腹が立つお芝居は、何を見せたいのか全然解らないお芝居とか、オナニーのような自己満足の世界に浸ったお芝居とか。あと、料金と内容がかけ離れたお芝居ですか。
要はお客の事をあまり考えないで、自分達の都合で作っているお芝居ですね(^^;
まぁ、我々も自分達の好き勝手なモノを作っている訳ですが役者、演出、劇団が目的地を見失わなければ、恐らく大丈夫なんじゃないですかな。
高校演劇でよく見かける「上手く演技しよう」とか、「キチンとした舞台を作ろう」とか、そういう方向に芝居作りが向かうと
良い物が出来ても面白くなかったりしますよね。やはり、一番大切なのは「お芝居には観る人がいる」と言う事で自分達が出来る範囲で観ている人に満足してもらえる何かを模索して作り込んで行く姿勢が大切なんだろうと思う訳です。

そして、恒例の飲み会。明日の公演の準備の終わったはせともこ、声の参加をしていたチヒロが合流して居酒屋になだれ込み。
この日は久々に駄ジャレと下ネタに花が咲き、皆おかしな壊れかたをする(爆)
寒川氏がおしぼりでチ○ポの形を作り上げ、寒川、小山の二人でチン○のねじれ具合を解説。榎谷大ウケ(爆)

飲み会は22:00終了。はせ、チヒロ、明日も舞台があるので帰宅。寒川氏、師匠の誕生日パーティーへ。榎谷帰宅。小山、そのままダビスタ仲間のボーリングオフへ直行(爆)
(終わり)

 


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