白井宏幸の遠くへ行こう(仮)

車や電車では気づかないあんなとこ、こんなとこ白井宏幸の視線で切り開く!!
君は同調できるか?疑問に思うか?
港区 弁天
港区 弁天
雨の弁天町〜朝潮橋。実は個人的に少し思い入れがあるのです。僕が暇ステという劇団にはいる前に、大学の水泳部に所属していて、その試合会場の一つに朝潮橋の『大阪中央体育館』があり、これまでの大阪生活の5年間の中で地下鉄朝潮橋を降りたのは後にも先にもあの時だけでした。そしてその日の朝も今日みたいに雨の日ですごく懐かしい気分に浸ってしまいました。
今回は試合ではなくて、ただのお散歩デートみたいなカンジだったのでブルーシートや荷物を抱える必要なく、身軽に、しかし相手への気持ちを小さく胸に抱いての朝潮橋ウォーキングでした。
性格がとても似ていてすごく気の合う友人と、ぶらりぶらりと懐かしい気分になりながら、でもやはり新鮮な気持ちで、曇天の中、徒歩。
 
『新しい街では美味しいパン屋を探せ』と、井田三郎先生の言葉にもあるように、街の醍醐味は美味い店に集約していくものなんじゃないかと考えてます。
さて、今回は2件の店に入ったんですが、2件とも大当たり。僕にやってくるたまの幸せには神様がちょっと上乗せしてくれてるんじゃないかって思っちゃいます。
 
『カレーが甘い』…大阪中央体育館南、みなと通沿いの「得正カレー」。市内19店舗を構えるカレー屋さん、その本店であるらしくその味は大したものでした。『不味いラーメンがないように、不味いカレーも存在しない』極一部の例外があるけれど、この言葉の含む裏の意味(つまり、美味しいっていってもそこそこでしょ?という意味)を差し引いても僕は美味しいと言います。辛いだけがカレーじゃない。
 
そして、満足の昼食後、商店街のアーケードの中を雨除けがてらぶらぶらと歩く。ぐるりと回り、体育館裏の公園の高台に上り一望。霧雨の中に天保山観覧車がみえた。桜が咲く頃にはここはきっと人でいっぱいになるんだろうなと思い、でも小雨の景色の良さも味わえて、まぁ、大満足。
 
中央大通を歩いてJR弁天町北側出口付近へ。
 
『中高生お断り』…その後、美味しいケーキを置いていそうな店を探そうという事になる。『ケーキを置く喫茶店はケーキ屋さんの喫茶店には敵わない』という言葉を地で行っている店がここでした。もう少し探してみようか、ここに入ろうか、と優柔不断な二人はじゃんけんで入店を選択。
扉を開けて入ろうとする瞬間、僕は見ました。小さな小さな自己主張。それが上に書いてある短い言葉です。あ、やったぁ!って思いましたよ。
詳しくはJR弁天町駅北出口を下車後東へ徒歩10歩。(下車の定義が曖昧ですけど、屋根のない部分へ来て下車とさせていただきます。)帰る際は紅茶の美味しさにウキウキして大股3歩で駅に戻れるハズです。
ここでは、『話し終えるとあたりはお客や食器の音や椅子のずれる音で満ちていた。』回りがまったく気にならない、そんな時間が過ごせますよ。
 
港区名誉区民候補!白井宏幸!かぞえ25才!本厄。これにて弁天町ルポ、終了致します。
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Last updated: 2004/7/27

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