稽古場日誌


稽古日誌ですが、小山建築の主観で構成されています(^^;)


 

3月29日 気合が足りん! の巻

3月27日の稽古
さて、本日は今回、音響効果を担当して頂くSAW CRNTのMc Shinomyこと四ノ宮さんが稽古場に参加。音響担当の中島山本が産休中の為、すべてを外部に任せる事になっているのだ。四ノ宮さんが参加した稽古は気合を入れまくらねばならない!

が・・・・本日の稽古 最悪。
一つのシーンで演出が止まってしまう。稽古に参加している人間は何人いるか、外部から来ている人間はそう毎回参加する訳では無い事を、
稽古を止めている人間はその辺も良く考えて欲しい。


3月28日
本日、久々の晴れ。ここのところ終末は天気が悪く、思うような大道具作りが出来なかったが、本日は午前中だけだったがレンガ作りがあっと言う間に完成。
やはりお天道様の力は偉大だ。

午後から稽古。後半部分に突入。やはり、遅々として進まないのは相変わらずだが、本日はまんべんなく演出が付く。何となく安心した。
個人的には、私にも演出が付いたのが嬉しい。前回と同じ系統の怪しいオッサンを演じようかと思っていたが、少しばかり違った雰囲気を持った役柄を目指し方向転換。
色気を出して笑いを取れる役に膨らませて行こう。

客演で来て頂いている寒川さん、昨日も本日も稽古殆ど無し。これはヤバかった(-_-;)
(終わり)



3月26日 いぶかしげな赤魚 の巻

いやはや、稽古日誌の更新も時間が空いてしまいました(^^;
怒涛の3連休。
3/20〜22の稽古ダイジェスト。

はっきり言って、3連休、すべて稽古が入りました。まったく、我々劇団員は芝居
以外にする事が無いのですかね?よっぽどの暇人の集まりなのでしょうか(^^;)



3月20日
第1場から順々に演出によるアタリのチェックと演技のチェック。
前半部分は既に手渡されてから1ヶ月以上立っている事も有り、
スムーズに演出が付く・・・
といいたい所だが、核兵器 家田のスカッドミサイルが演出飯島を攻撃!
飯島パトリオットが難なく迎撃するが・・・ってネタが古いですね(^^;
冒頭シーンの練習に明け暮れました。



3月21日
大道具班、午前中は 某工務店さんの協力を得て装置作り。進行が大幅にはかどる。
他のメンバーは朝から稽古。
ここの辺は個人練習豊富とあって着々と進む。
森本の出掃けのタイミング、方向がおかしい。大丈夫か?
榎谷、プロジェクトFIVEの客演で何か掴んだか、動きが別人の様に軽やかになっている。
今回の舞台は要注目である。

稽古終了後、9月企画公演の話しを劇団内で正式に公表。
当初から企画をくわだてていたメンバー以外の反応は意表を突いて冷たかった。
逆境をバネに盛り上がる発起人 井上、建築、チヒロの3バカトリオ!
この日は井上亭お泊り組に はせともこ を迎え、スタッフミーティングを
そっちのけで9月企画公演の構想を練りまくり!
来週には
「今後の予定」を絶対に更新しちゃるぞ!



3月22日
先日の予感的中。
森本、先週つけた演出をすっかり忘れて同じ所を2度出トチリする。
彼は演技は上手いが舞台カンとアンサンブルが無いに等しい事がだいぶ判って来る。
彼は自分の台詞以外は頭に入ってないのだろうか?

本日の集中砲火
チヒロと森本。
チヒロは非常に悔しそうにしているが、森本は飄々としている。
この差はなに?

本日の一番芸
団長の
「いぶかしげな表情をしろ!」
の司令に
迫真の演技で応える御所!
団長の「お前は「いぶかしげ」の意味が判っているのか?」の問いに
更に いぶかしげな態度を取る御所に稽古場は悶絶の嵐が吹き荒れた。

後半に行くに従って演出が遅々として進まなくなって行った。
やはり、早くに台本を貰って個人練習をした場面と、そうでない場面の差は明確であった。
おおよそ半分の演出がついた所で3連休タイムアップ。
残りの部分の演出がどのくらいで完成するか・・・



3月25日
やはり、出番の多い岩井、森本の木曜日の出席率の悪さは問題だ。
稽古は遅々として進まず。
冒頭シーンの稽古メイン。あとは個人練習。

稽古終了後の飲み会。チヒロの爆弾発言に
団長「赤魚って、金魚じゃねぇ〜んだよ!」
と大はしゃぎ。
本日の宴会は久々に稽古談義に花が咲きました。
谷口に高い評価を貰った御所、大はしゃぎ。
帰りの電車で自分の事は棚に上げる芸を編み出し、会社帰りのサラリーマンを
幸せな気分にさせましたとさ。
(終わり)



3月19日 惜しい事をした の巻

本日の稽古
建築、出張の為 久々に稽古欠席。
なんと、本日の稽古には岡田省さんが遊びに来ていたらしい・・・・
どんな稽古をして、どんな雑談で盛り上がったのか非常に気になる所だ。

非常に惜しい事をしてしまった・・・( ; _ ; )
チト短いが多忙にて
これにて(; ;)/~~~
(終わり)



3月14日 卓球台に消えたチヒロ の巻

本日の稽古
いよいよ、本番まで2ヶ月となってしまった。
本日の稽古から日曜日は9:00〜17:00体勢に入る。
と言いつつ、9:00ジャストに集合したのは団長と岩井ちゃんのみ!
10:00までには殆どの団員が揃ったから良かったものの、ヒマステの時間に
ルーズな面は日々公演が近付く本日も全く変わらず・・・

団長・飯島は公約通り、本番2ヶ月前の本日、しっかり脚本を完成してきた。
午前中は柔軟、発声の後、本公演初めての台本読み合わせ。おそらく1時間45分位の
お芝居になるだろう。

昼からは様々なパートの立ち稽古。飯島の細かい演出がようやく入りはじめる。
いよいよ稽古も本格的になってきた。アチコチにダメ出しが入り、一喜一憂する団員達!

森本の演技に一貫性が無く、アチコチにダメ出しが入る。「お人好しで育ちの良い人」と言うキャラクターを作り出す上で、「お人好し」 と 「育ちの良い人」を両立させるのが難しいようだ。しかも物語を面白くする為に「ちょっとバカ」と言う部分も付け加えてあるのだが、そのキャラクターがどうにも彼にはしっくり来ないのか?
過去にそう言うキャラクターが登場した映画、マンガ、舞台、沢山あるが何かそこから参考に出来ないものだろうか。
って、志村けんのバカ殿様なんかを参考にされると舞台が破壊されそうでちょっとコワイのだけどね。
彼にハマッたキャラクターが完成すれば、前回の寒川氏の当たり役「チヂレゲ」を凌げるキャラクターが出来上がる事間違いなしなのだ。

それから、井上キホーが風邪で欠席の家田の代役を努める。もう大ハシャギ!
第1回、2回と出番の多かった井上、他人の役を演じるのが余程楽しいのか
必要以上に家田のモノマネをして、シリアスなシーンで共演者を笑わせまくる。
井上キホー、飯島和敏らにより、家田の3原則が発見された。

朝から夕方までの稽古でヘトヘトになった筈なのだが、井上、御所、建築、チヒロ、森本で近くのバッティングセンターへ。秘密特訓が開始される。
チヒロが卓球台の中に消える大技を編み出す。
詳細は企業秘密!
(終わり)



 

3月13日 アッチコッチで の巻

本日、稽古無し。
男優陣は井上宅に集合して大道具作り。
先週の続きである。先週作った石レンガに色を付ける作業・・・がこれが思った程進行しない。約150枚のレンガを先週は3〜4時間で切り出し造型したのだが、2時間で20〜30枚のレンガしか色塗り出来なかった。これは意外に大変な作業になりそうだ。
寒空のなか頑張ったせいで家田、風邪を引く。家田はこういう事にガマン強い・・・と言うか、文句を言わない人間だからな。
少しくらい文句言ってもバチは当たらんぞ。と言う事で、田宮、翌日は殊勲の?欠席となりました(^^;


夕方から、場所を和泉大津に移して
プロジェクト☆FIVE 特別公演「Wing -風の中へ-」
観劇。あの岡田省の舞台と言う事でかなり期待しましたが、やや期待が大きすぎたか?
舞台全体も、省ちゃんの演技もやや小ぢんまりしたものになっておりました・・・
達者な演技力、豊かな声量は相変わらずでしたが、作・演出から諸々の裏方仕事を殆ど1人でこなしたと言う事で、舞台上で彼女の持つ全パワーを舞台上に発揮する事はチト困難だったのでしょうか・・・
それでも、場転の切り替えの速さ、衣装の早変わり、多人数でバタバタするシーンはしっかりしており、作り込みの必要な部分はしっかり作ってあった。あとは細かいアンサンブルが合えば・・・と思うのですが、この辺は本当に時間との戦いなんですよねぇ。プロでも無い限りここが一番難しい所なんですよね。

建築の個人的な判定ですが・・・・作品60点。省ちゃん70点。
ストーリーはもう少しスピード感・・・と言うかテンポが欲しかったな。上記のアンサンブルでなんとかなった問題かもしれませんが。あ、あともう少し演出的に盛り上がりが・・・
省ちゃん・・・良かったし個人的に好きだけど、他の舞台の省ちゃん見てるとこれ以上は付けられないかな。

省ちゃんの爆裂演技を見るのはまた次の機会に期待しましょう。


あとは、我がヒマステから客演した榎谷の演技ですかね。なかなか注目に値する演技をしてくれました。ヤンキー娘と、メイド役でチョイト出演していたのですが、
「アタシを食べて!」
「坊や、アタシのオッパイ飲む?」
と数々の爆裂台詞を発し、次回ヒマステの稽古に顔を出した時はそれはもうかわいがられる事必死でしょう(´▽`)
(終わり)



3月11日 本日はそれなりに(^^; の巻

本日の稽古
参加者:客演のある谷口、榎谷以外全員あつまる。
久々に参加者の多い稽古。
木曜恒例になりつつあるパートに別れての稽古。
井上、チヒロのコンビとオープニングシーンの稽古がメイン。
各々稽古に励んだ面々はそれなりの感触を掴めただろうか?
それから、はせ 岩井で衣装のチェック。

建築、森本のワープロで起こした台本にイチャモンをつける。
森本 本人は良かれと思って修正した部分もあるのだろうが、やはりオリジナルの台本を勝手に書き換えるのは言語道断。しっかり修正してもらおう。
森本はかなりショックを受けたように見えたが、私は自業自得と言いたい。役者は手にした台本をそれはもう穴があくほど食い入って読む訳だし、団長も1ページ書くのに数時間も要しているシーンもある訳だから。ただワープロ打ちしてロクに確認もせずに皆に手渡すヤツが考えが浅いのだ。

ちょっと言い過ぎたかもしれない。森本は落ち込んだのか、飲み会に参加せず。
残った面々で飲み会へ。
酒が入ればそんな事お構い無しに皆大騒ぎ!
公演まであと2ヶ月だが、ヒマステの宴会癖はとどまる事を知らない・・・!
(終わり)



3月7日 小山断言隊が行く! の巻

いきなりだが「小山断言隊」と言う秘密団体が結成された。
隊長小山ダンゲンを筆頭に、世の中に不満を持つ危険分子が集い、この世のあらゆる不条理に対してキッパリと断言すると言う非常に気持ちの良い団体である。
しかしその言動の威厳と影響力は現在の国連並みに弱い。
まさに言いっ放し無責任団体!!

第1の断言は3月6日の深夜に行われた。
「寝る前には味噌汁を飲むぞ!」と言う非常に健康的な断言であった。
しかし、井上キホー母にお好み焼き以外の夜食セットは撤去され、味噌汁は飲めなかった
小山断言隊に訪れる初めての敗北だった。

第2の断言は3月7日、稽古場に向かう途中、井上キホーの車の中で行われた。
便意をもよおした小山ダンゲンによる

「車を停めろ!オレは今ここでウンコをするぞ!」
と言うモノだった。
しかし、井上キホーは車を停めなかった。ダンゲンもウンコをしなかった。
小山断言隊の2度目の敗北だった。

第3の断言は劇団暇だけどステキの稽古終了後行われた。
井上隊員:「隊長!前方100mにぶさいくな女の子がいます!」
ダンゲン隊長:「ようし、全員、指をさせ!ブス!

不幸にも我々の視界を劇団員はせ ともこが横切った。
不慮の事故だったが はせ ともこは逆上した。
小山断言隊は、はせ ともこの反撃を受け、壊滅的ダメージを受けた。
小山断言隊3度目の敗北だった。

小山断言隊とは、隊長小山ダンゲンを筆頭に、世の中に不満を持つ危険分子が集い、
この世のあらゆる不条理に対してキッパリと断言すると言う非常に気持ちの良い団体である。
しかしその言動は国連並みに威厳も影響力も無い。
小山断言隊は、今日も行く。小山断言隊は今日も行く・・・!

えっ、稽古?やったよ。ちゃんと。
(終わり)



3月6日 だんご3兄弟! の巻

本日は稽古は無し。稽古場が確保できなかったのだ。
が、裏方仕事はどんどん進む!
団長は脚本書き。はせ、御所は衣装用素材を探して町へ繰り出し、森本は自宅で台本をワープロで起こしている。榎谷、谷口は客演の稽古に。それから、
なんと岩井ちゃんが稽古が無いのを気が付かずに森之宮まで足を運んでしまったらしい・・・
非常にまずい結果になってしまった・・・もともと ウチの劇団は稽古日程の連絡はいいかげんだったのだが。今後はしっかり稽古表を作ってきちんと確認できるようにしよう。

そして チヒロ、建築はいつものように井上宅に集合!大道具作りを進める!
本日はいよいよ実作業に入る。
毎度のことながらネタを仕込みながらの作業。
本日のネタ:ハムレット
「生きるべきか、死ぬべきか!」
井上さんチのCDに乗せてコメディータッチのハムレットが出来上がる!
そのうち練り上げてどこかで発表できるようにしたい・・・ぞと。

その後、井上キホー、
ハムレットの呪いに苦しめられる。なんと買出しに出た先のホームセンターで聞いただんご3兄弟の歌が耳に付いて離れなくなってしまったのだ。
作業しながら延々とだんご3兄弟の歌を口ずさみ、もだえ苦しむ・・・・

本日の作業はずいぶんはかどった。いや、本当だよ。
(終わり)



3月4日 煮詰まる! の巻

本日の参加者:飯島、井上、建築、御所、榎谷、はせ、チヒロ、家田、谷口、寒川。
岩井、森本 以外そろう。
が、岩井と森本がいないと意外に揃って稽古を行なえるシーンは少ないのだ。

これははっきり言って大問題かもしれない。
実力、出席率の未知数の役者が稽古を左右するのも恐い話だ・・・・・・
ま、岩井は稽古の度に課題として挙げられた部分を自分なりに解決して来るし、森本は前回に比べると随分頑張っているので前回公演より濃い稽古が行われていると考えたい。


木曜日は相変わら各パートに別れてのうるさいくらいの練習が繰り広げられた。

その後、飲み会に移って大騒ぎ。
次回作
ラスト金太郎(嘘)の話で盛り上げる。
もし、どこかで本当にラスト金太郎が上演される事になったらこの日の飲み会がモトネタである事間違いなし。恐ろしく素晴らしいブラックコメディーに仕立て上がっているだろう(´▽`)

今回のチラシも飲み会でほぼ固まった。かなりキレイなものが出来上がる予定なので、チラシを見て「おもしろそうだなぁ」と思ってくれる人が沢山出てきたら良いな。
今回のチラシには半分冒険もある。成功したら、次回から宣伝美術に幅が広がるだろう。

と、この辺で森本が飲み会に参加。
後は閉店まで馬鹿騒ぎ。
公演までそろそろあと2ヶ月。稽古も佳境に突入の時期である。
(終わり)



 


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